出産の内祝いの名前は

出産内祝いは元々は子供が生まれた喜びを込めて友人や親類、近所の人へ配るもので、自分の家のお祝い事なので「内祝い」と言います。
しかし、最近では「内祝い=お返し」というように認識が変わってきています。
贈る時期としては、お宮参りの頃なので子供が産まれて丁度1ヶ月頃ですね。
ただ、先にも挙げたように、最近では「お返し」という認識になってきていますので、少し遅れてお祝いを贈ってくれる人にはその都度内祝いを贈るというようになってきているようです。
では内祝いの金額や品物が何がいいのでしょうか。
お祝いとして現金を貰った場合は、貰った額の大体3分の1~2分の1くらいの金額が相場となっているようです。
1万円貰った場合は3千~5千円くらいですね。
といっても、これは世間的な相場なので、各家庭に事情もあるでしょうからそれに合わせて妥当な額を予算とすればよいと思われます。
金額は大体わかるけど、品物で返す場合は何が良いの?という人もいるのではないでしょうか。
今では、お菓子の詰め合わせや紅茶やコーヒーのギフト、タオルセットなど様々な物がお返しとして選ばれているようですが、昔は縁起が良いとされている「紅白饅頭」や「砂糖菓子」が定番でした。
ただ、出産祝いというのは比較的機会が多いお祝いなので、記念品というよりは食品や消耗品の方がよいです。
よく、子供の写真や名前を入れたグッズを内祝いで贈る人を見かけますが、実はこれはあまり内祝いとしてはよくありません。
自分の子供の名前でも写真でもないもの、例えばプレートやタオル等は貰っても使いにくくて困ってしまいます。
せっかく貰っても、使えずに戸棚の奥へ……なんて話もよくあります。
子供の写真や名前を入れた物を贈りたい時は、メッセージカードを内祝いのギフトにつけてくれるお店も増えていますのでそういったものを利用するようにしていきましょう。
子供が産まれた喜びを報せたいという気持ちはわかりますが、相手の気持ちも考えて内祝いの品を選んでいくことが大切です。

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